メリヤス極めます【編み物成長ブログ】

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メリヤス極めます

毛糸が足りない!ピッタリの玉数を買うには?【玉数の目安の計算とロットについて】

こんにちは、いとまきです。

 

 

連休もそろそろ後半に差し掛かってきました。

 

家庭菜園は

 

種から育てたミニトマトとバジルが

大きくなってきたので

 

植え替えをしました。

 

それ以外は

家事以外、ほぼ編み物漬けです。

 

 

そんな中、最近は

 

いま編んでいるカーディガンの毛糸、

足りるのだろうか……?

 

ということが気になってきました。

 

編み物あるあるだと思います!

 

マフラーを編もうと思って

毛糸を買いに行ったはいいものの、

 

何玉あれば十分なのか?を調べたり

店員さんに聞いたり。

 

わたしはケチな性分なので

なるべくピッタリの玉数で買いたい( ˘•ω•˘ )

 

と、以前は思っていました。

 

解決策、というと

ちょっと自信がないのですが、

 

必要な毛糸の個数について

今日は考えてみました。

 

 

毛糸の玉数が足りなかったときに起こること

 

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毛糸がなくなると、心にぽっかりと穴が開いたような感覚に。

 

毛糸を買って編み始めたものの、

あと少しのところで足りなくなった……(´;ω;`)ウッ…

 

こんな経験ある人もいるはず!

 

わたしもあります(´;ω;`)ウッ…

 

そしたら、

 

「また買いに行けばいいじゃん!」

と思うはずです。

 

(私はめんどくさがりなので、本当に避けたいことの一つ。)

 

その場合に

注意しなければならないことがあります。

 

それは、「ロット」を合わせることです!

 

毛糸を買ったらついてる紙のラベル、

ありますよね。

 

そこに毛糸の名前や色、

毛糸の太さに適する棒針・かぎ針の号数、

ゲージなどが書かれています。

 

「ロット」はだいたい

色の横に記載されているものです。

 

これは同じ種類の同じ色の毛糸でも、

よく見ないと違うことがあります!

 

ロットとは、

 

毛糸を製造する過程で染色したときの

窯の番号を表しています。

 

なのでこのロットが違う毛糸を買い足してしまうと

編み地の途中から色が違ってしまいます。

 

毛糸玉の状態で見てもわかりにくいのですが、

編んでみると結構違います!

 

こちらをご覧ください( ˘ω˘ )↓

 

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襟ぐり・袖と見頃の色が……。

 

このセーターは2着目の作品で

どうにか完成させたい一心でつくりました。

 

しかし最後に毛糸が足りなくなり、

1玉だけ買いに行きました。

 

それでこんな感じに……。

 

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こんなに色味の違うロットがあるのか、と反省。

 

左袖の上の方と襟ぐりを

買い足した毛糸で編んでいることが、

 

よーくわかりますね!

 

このような失敗をして、

 

「毛糸は多めに準備しよう」

心を入れ替えました( ˘ω˘ )

 

 

では、買い足す場合に同じロットの毛糸を

買いに行くとします。

 

ただ、たまに同じロットは売り切れて

棚には違うロットしか置いていない場合も。

 

そうなると店員さんに聞いて、

お店に在庫があればいいのですが

 

在庫がない場合

 

メーカーに問い合わせてもらって

あれば取り寄せになります。

 

これはなかなかめんどくさいです( ;∀;)

 

わたしは、この経験もしています(笑)

 

後日また受け取りに行くのも

骨が折れます……

 

(そしてそのときにまた新たな毛糸を買ってしまう……)

 

 

毛糸が足りなくなった場合の注意事項を押さえて

 

わたしと同じ失敗をしないように

毛糸は多めに購入することを覚えておきましょう!

 

 

毛糸の必要な玉数は何を参考に考えるの?

 

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手芸店で電卓を持っているのは怪しいかな?

 

では、そもそもいくつ必要かを判断するには

どのようなことを考える必要があるのでしょうか?

 

(これを参考にすれば100%失敗しない、というわけではありません……)

 

 

これについては、まず

 

・毛糸の種類も含めて本の通りに編む

・毛糸は自分の好きなものを使って、編み図は本の通りに編む

 

これらのどれを選ぶか?で

必要な毛糸の玉数は変わります。

 

 

全て本の通りに編む場合は、

 

本の「材料」欄にある毛糸の種類と個数を

買いましょう!

 

ただし、自分の手加減が緩かった場合に

 

出来上がりサイズが

少し大きくなることもあるので

 

1~2玉は余分に買っておくことをおすすめします!

 

 

問題は自分好みにアレンジしたい場合です。

 

毛糸だけを自分の好きなものにして、

編み図は本のまま参考にするときは、

 

買った毛糸が本の指定糸に比べて

細いのか太いのか?で変わってきます。

 

細ければ、同じように編んだ場合

本の出来上がりのサイズより小さい作品に、

 

太ければその逆ですよね。

 

 

ここで大切なのは

毛糸の1玉あたりの「重さ」と「長さ」です。

 

本に書いてある必要な毛糸の量は

グラムで書かれていることがほとんどです!

 

まったく同じ種類の毛糸を使うなら

グラム数を参考に個数を買えばだいたい大丈夫です。

 

しかし、違う毛糸を使いたい場合だと

1玉あたりの重さも長さも違っています。

 

そんな時にわたしがやっている方法を

紹介します。

 

たとえば……

 

本の使用毛糸が「40グラムで約100メートル」

使いたい毛糸が「50グラムで83メートル」

 

の場合(ともに1玉あたり)を考えます。

 

まず、本の使用糸で作品を完成させるのに

何玉必要なのかを確認します。

 

本の「材料」で400グラムと書かれていれば

 

400÷40=10で

本の使用糸で約10玉必要とわかります。

 

次は長さを考えていきます。

 

使用糸で10玉、つまり10倍して1000メートル分は必要

 

では、使いたい毛糸は1玉で83メートルですから

 

1000÷83=12.048……で

約12個は必要と考えられます。

 

 

これで確実に毛糸の玉数で失敗しない、

というわけではありません。

 

ただ、目安がわかると

少し判断しやすくなるかなと思います。

 

この計算をしてプラス1個ぐらい買っといたら

安泰かもしれません。

 

 

逆に作品を編みあがってみたら

すごく毛糸が余った!

 

となっても恨まないでほしいなと思います( ;∀;)

 

 

使う毛糸も編み図も自分で!という場合は

それまでの経験がモノをいいます。

 

それまで作った作品と照らして

 

これより長めの丈にするから

2玉ぐらい多めに……とか

 

これより細い毛糸を使うから……

 

などと考えていくしかないかと思います。

 

 

とにかく、「毛糸を買うときは多めに」が

今日一番伝えたいことです!

 

 

まとめ

 

 

ここまでお読みいただき

ありがとうございました!

 

今回は「必要な毛糸の玉数」について

書いてみました。

 

あくまで目安が分かる、という程度の計算でしたが

よければ参考にしてみてください(/・ω・)/

 

仮に毛糸が余っても

さらに新しい作品をつくる材料になってくれます。

 

 

おわり。