こんにちは、いとまきです。
みなさんは、テレビはよく見ますか?
わたしは、
ここ1年以上
コロナに関する話題が多くて
気が付いたら
テレビを見なくなってきました。
特にワイドショーにチャンネルを
合わせることはなくなりました。
特に嫌な気持ちになるわけではないのですが、
コロナに関すること
オリンピック開催するのか?ということ
それに伴う政治・経済的なこと
などに飽きてきてしまいました……
そんな中でも、
ずっとハマっている番組があります!
手芸が好きな人は、一度は
見たことがあるかもしれません。
アマチュアの裁縫名人を決めるバトル番組です。
プロではなく、アマチュアのみなさんが
制限時間内に課題の作品を作ります。
毎回3つの課題でそれぞれ順位を決め、
その総合評価で一人ずつ脱落していく……
そんな流れ。
イギリスのBBCの番組を
日本語吹き替えで見られます。
出場者の人たちに少しずつ愛着が湧いてきて、
「誰も脱落しないで……」
って気持ちになってくる不思議(笑)
ちなみにいま、木曜夜9時からEテレで
「ソーイング・ビー3」が放送中です。
見ていなかった人は、よかったら見てみてくださいね!
途中からでも作業風景などなど
見ていて楽しめると思います(*'ω'*)
このソーイング・ビーを見ていて
いつも思うのは「編み物に加えて
裁縫もできたら幅が広がるのに!」ということです。
編み物でも十分服をつくることは可能ですが、
やはり布地の服だってつくりたい……( ˘•ω•˘ )
自分好みの型紙でシャツを
いろんな色や柄でつくれたら最高~
って妄想してしまいます。
ところで、編み物と裁縫の違いってなんでしょう?
今日は、このことについて
改めて考えてみたいと思います。
「え、そんなの簡単じゃん」って
思っている自分もいますが、
一方で「考えたことなかったな~」と
気になっている自分もいる(笑)
裁縫についても知ることで
自分の編み物の幅も広げられたらいいなと思います。
編み物と裁縫の意味とは?
まずは、
それぞれの言葉の意味を確認します。
編み物
・日本大百科全書(ニッポニカ)では
“糸状の素材を用いてループ状にし、そのループを連続しながら一つの形をつくりあげること、およびその製品をいう。(中略)ニットとは編物、メリヤス製品全体の総称であり、メリヤス製品とは、工業用機械で編まれたものをさす。(中略)編物は伸縮性に富み、弾力性がある。保温力に優れ、ループ編成のため多孔性となり通気性があり、編み直しができる。素材の組合せ、配色法や技法など、創意工夫により、手芸的な小物から下着類、和服類、被服全般、室内装飾まで、あらゆる作品ができる。”
・百科事典マイペディアでは
“編物は1本の糸で編まれ,毛糸,綿糸,絹糸,化繊糸などの撚りの少ない糸が用いられる。”
・世界百科事典第2版では
“1本ないし2本以上の,繊維束など細長い素材を一定のシステムで組み合わせ,面的な広がりをもつ製品を作る手工芸。”
などなど、編み物の定義が出てきました。
簡単にまとめると、
「1本の細長い素材をループ状にして、
それを連続させることでできる面状の製品をつくること、
またはその製品のこと」
ということのようです。
ちなみに、
2本の糸を縦と横に渡して織る「織物」とは
区別されて紹介されています。
そして、編み物の起源は旧石器時代の
漁で使う網や籠などと言われています。
そのころから、
周りの植物などを細く糸状にして
編んでいたと考えると、
いまも使われるコットン(綿花)などと
変わらない流れが続いていることがわかります。
裁縫
・日本大百科全書(ニッポニカ)では
“衣服を仕立てるために用布を裁断し、縫い合わせること。縫い物。明治以降、洋服裁縫の技術が導入されてから、和裁、洋裁と区別してよぶようになった。”
・世界大百科事典第2版では
“裁縫は原始時代に獣皮や樹木の葉・皮などを魚や獣の骨で作った針を用いて留めたり,かがったりしてつなぎ合わせたことに始まる。”
どの辞書でも、
「布を裁断し、縫い合わせて衣服をつくること」
とされていました。
裁縫は、編み物と比べて
「女子の必修の業」という意味合いが強かったようです。
針仕事って言葉は
聞いたことありますよね。
針仕事ができないとお嫁に行くのは難しい、
そんなふうに言われていた時代があるなんて
いまでは考えられないですね。
編み物と裁縫の違いとは?
それぞれの言葉の意味から見ると、
編み物は「一枚の面状のものをつくること」
裁縫は「面状の布からものをつくること」
というのが大きな違いかと思います。
ところで、そもそも
布ってどうやってできているのでしょうか?
調べたところによると
「織物、編み物、不織布でつくられた一枚の生地」
のことと言えそうです。
不織布は、樹脂などを使って
繊維同士を絡ませたものです。
堂々巡りしているような感じになっていますが、
編んだ編み地(生地・布)を断って
縫い合わせることが、裁縫なんですね。
しかし、このような裁縫に使う生地って、
普通の人では編めません( ˘ω˘ )
編んだマフラーを切ったら
1枚の生地として使うの難しいですよね。
編み物と裁縫を使い分けたい!
こんなことを考えたくなった原因に、
コレがあります。↓
また出てきてすみませんが、
レースのワンピースです。
実は先日、一通り編み終えたのですが、
「下に透けないワンピース型のペチコートがないと着れない」
ということに改めて気づきました(笑)
どこかに着ていく予定はないのですが、
ちゃんと完成させたい……
ペチコートはネットで買ってみたのですが、
わたしが編んだワンピースのレースは
既製品ほど細かくないので
セクシーすぎ問題が発生しています(笑)
ペチコート、というよりも
1枚で着ても大丈夫なワンピースを
下に着たいのです(´;ω;`)ウッ…
こんなときに
自分で縫えれば最高だな~!となります。
あとは、
春夏もののプルオーバーの下に着る
シャツとかも作れたら楽しそう!
……( ˘ω˘ )ooO
みなさんは、こんなことないですか?
裁縫、特にミシンは
学生の時に習っているはずですが
もうできません!
時間を作ってチャレンジしたいことの一つです。
まとめ
ここまでお読みいただき
ありがとうございました!
1本の糸からできる編み物と
1枚の布からできる裁縫。
あんまり疑問に思わないようなことですが、
調べてみるとさらに興味が湧いてきます!
編み物だけでなく、裁縫、刺繍などなど
食わず嫌いはせずチャレンジするという
気持ちは持ち続けたいです。
おわり。