2022年9月にリライトしました。
こんにちは、いとまきです。
長期休みを目前に控えると
「どこに行こう?」
「なにをしよう?」
「〇〇さんに連絡してみようか?」
などとわくわくしますよね(*'ω'*)
わたしは出不精なので
ほとんど家でできる編み物や裁縫、
そしてYouTubeばかりになります……
それが楽しみな一方で、
編み物をやりすぎて腱鞘炎も心配なところ。
○○○○○
ところで、初対面の人に趣味を言ったときに
驚かれたりした経験はありますか?
さきほどの話であれば
「この連休はなにするの?」
「どこか行くの?」
など、話題になることも多いと思います。
わたしの場合、あまり外の人と会話する機会も少ないのですが(笑)
聞かれると少し困ってしまいます。
旅行などの予定があれば盛り上がりそうですが
「編み物ですかね~」なんて答えるので
きょとんとされることが多いです( ˘•ω•˘ )
趣味によって、それまで思っていたその人の印象が
180度変わるなんてこともあるのかもしれません。
「運動とか得意そう」
「すばしっこそう」
なーんて、わたしは思われることがあるので
編み物が趣味だとびっくりするようです。
そもそも、編み物ってどんなイメージなんでしょうか?
編み物が趣味って言うと驚かれますが
特に悪い印象があるのではなく、
編み物が身近ではない人にとっては
「編み物ってワード久々に聞いた~」ぐらいの感覚なのかも。
そういう感想を持たれるのは全然悪いことではありません。
ただし、
「女性らしくていいね」
「良い奥さんになりそう」
「女子力高い!」
などと言われると内心戸惑います。
今回は、編み物が趣味だと女性らしいのか?家庭的なのか?
ということを考えてみました。
編み物が趣味の人に対して抱く印象とは?
わたしが、編み物やります(/・ω・)/と言って
今まで言われたことのある印象について挙げてみました。
● 手先が器用
● 静かそう
● おとなしそう
● 女性らしい
● 家庭的、家事得意そう
どんな感想を持つかは人それぞれなので、
あまり良くない印象を持ってしまったとしても
それはそれで仕方ないです!
口に出さなければOKです!(笑)
それでは、上に挙げたそれぞれの印象について
考えてみます。
○○○○○
編み物をする人は
比較的、手先が器用な人が多いと思います。
細かい作業が得意だからと
編み物に興味を持つこともあるのではないでしょうか。
ただ、実際には
どんな人でも続けていけば上達していくはず!
大事なのは、
じっと座っていても同じ作業の繰り返しでも
あまり苦に感じないことは大事なポイントかもしれません。
それを乗り越えないと、
上達する前に飽きてしまう……なんてこともありますよネ。
じっと一つのことに取り組んだり
集中したりするイメージから
静かな人やおとなしい人というイメージも持たれやすいです。
わたしは、あまり決めつけられるのが好きではないです(笑)
このような趣味があっても、
はしゃぎたいときは人生生きていればいくらでもあります( ˘•ω•˘ )
それを見てまた「意外だね」と反応されると
めんどくさいナ……とか思ってしまいます。
当たり前ですが、
一つの側面だけで相手のことを判断するのは
やめたほうがいいです!
わたしも気を付けて生きていきます!
編み物が好きだと女性らしいって本当?
編み物が趣味である女性に対して
「女性らしい」イメージを持つことは多いと思います。
「セーター、お母さんやおばあちゃんが
昔編んでくれたなあー」
そんな思い出がある人もいると思います。
○○○○○
昔からどの国でも、
女性が針仕事をするイメージですよね。
これは近代に起こった産業革命により、
工場で働く人が増えたことの影響だと言われます。
それ以降は工場で働く男性が家計を支え、
家での仕事は女性がする
という形が定着したとのこと。
それまでは男性も家畜を育てる、
畑を耕すなどの一環で
編み物を仕事としていました。
こうして、
世界的に「編み物は女性の趣味」というイメージが
根付いてしまったようです。
しかし!
そんな状況を打開するムーブメント が近年起きているそうな。
南米・チリの男性たちが
「Hombres Tejedores(オンブレス・テヘドーレス)」という編み物集団を結成し、
みんなで編み物を楽しんでいるそう!
この記事を参考にしました↓
南米・編む男たち。大きな図体でチクチク「編み物×男子」がもたらす現代社会へのインパクト | HEAPS (heapsmag.com)
2016年に結成された集団で、
スペイン語で「編む男たち」という意味。
チリでは、編み物をする男性に対して
「ゲイ」「ホモセクシャル 」などといった偏見があり、
そんな見方を変えたい!という気持ちから結成に至りました。
彼らは公園などの外でも
集まってみんなで編み物をしています。
お菓子とお茶でゆっくり編み物を楽しんだり教え合ったり。
世代もさまざまです。
性別も人種もいろんな違いに関係なく
自分と同じ趣味をみんなと共有したいと思うのは自然なことですよね。
最近はTwitterを見ていると
日本でも男性の編み物好きの人がたくさんいます。
もはや「男子」などと言及しなくても
いろいろな人たちが集まって楽しめるものになっていったらいいですね。
○○○○○
このように見ていくと
編み物=女性らしいというイメージは少し古い考えなのかも。
そもそも、趣味と性別などの人の属性とは
直接関係ないという意識が必要な気がします。
少なくとも、趣味などによって
相手のことを決めつけるような発言は慎むように
気を付けるべきです。
自分にも言い聞かせていきます。
編み物ができると家庭的って本当?
家庭的という言葉のイメージを挙げてみます。
● 家事をやる、好き
● 子どもやその他家族の世話をする
● 子ども好き
● なによりも家庭が第一
もちろん、家庭的という言葉は
いい意味の言葉として存在していると思います。
悪い意味で言っている人はほとんどいないでしょう。
実際言われても怒りを感じるわけではありません(笑)
それでは、何に引っかかってるの?って
思う人もきっといるでしょう( ˘ω˘ )
一つ思うのは……
編み物ができることと家事ができる(好きな)こと、
これらはイコールでは結べません。
洗濯や料理、掃除などを
毎日効率的に家族を思ってやっていくことと
編み物をすることや得意なことは別の話。
○○○○○
わたし個人の感想としては、
家庭的な印象を持たれるのはちょっと困ります(笑)
家事は必要最低限、効率重視ではやってますが、
家事が好きとは思っていないからです(´;ω;`)ウッ…
もちろん、家庭的と思われてうれしいと思う人も
たくさんいるでしょうが……
では、なぜ編み物をする人は
家庭的なイメージを持たれるのでしょう?
昔の時代を描いたドラマや映画などでも
「妻は家で針仕事」という場面があります。
家族の服を用意する(洗濯するなども含め)ことは
家事とつながるからなのでしょうか?
時代がどんどん進んで変わっていく世の中では、
もはやそのイメージや考え方さえなくなってしまいそうです。
編み物を趣味として始めてから、
編み物の仕事というものがたくさんあることも知りました(*'ω'*)
編み物を仕事と捉えると
家庭的とはまた違った印象に……
ちなみに、料理についていえば
世の中には男性の料理人もたくさんいます。
寿司屋の板前やフレンチレストランのシェフなど
なんとなくですが男性が多い印象があります。
「仕事」というイメージがあるかどうかが
家庭的に感じるかどうかの違いなのかもしれません……
ここまで考えてみても
やはり編み物=家庭的のイメージの原因ははっきりしません。
結局、どんなことについて語るにも
そのこと=その人の性格・印象とはならない
という意識が大切な気がします。
まとめ
最後までお読みいただき
ありがとうございました!
以前から気になっていたことを
つらつらと書いてみました。
わたしの考えとしては、
編み物が女性らしいとは限らない、家庭的とも限らない。
どんな趣味を持とうが自由ですし
それを自分が楽しいと思っていればOK。
どんな印象を持たれるとかを気にしないのが
ほんとうに極めた人間なのかも……(笑)
終わり。