こんにちは、いとまきです。
突然ですが。
今回は、「アート鑑賞が編み物に役立っている」という話をしたく。
わたし、編み物と同じくらい好きなことが「美術館巡り」なんです。
そうは言っても月2ぐらい行ければいいほうですが、これは5年以上は続いている趣味です。
美術館に行き始めたときは、ゴッホとかの有名画家の風景画とか人物画とかを見て感動していて、そこから
浮世絵を見に行ったり
建築物を見に行ったり
抽象画を見に行ったり
民藝に興味を持ったりと
観るものの幅が広がっています。
そこから、
「アートのどんなところを観て、なにを感じておもしろいと感じているのか?」なんて考えてみたくなりました。
そこから、編み物にどう役立っているのかを書いていくのが難しそうですが、なにか伝わればうれしいナ~と思います。
あと、ミュージアムショップ行ったことありますか?
わたしは企画展の図録はもちろん、デザイン関係の本とかもよく買ってしまいます。
(デザインの仕事はまったくしておりません( ˘ω˘ ))
そこで買った図録や本についても、書きたいです。
編み物に興味がある人にも、美術館に行くのが好きな人にも、優しい気持ちで読んでいただけると嬉しいです!
色に注目!アートを観て感じること
わたしが美術館でアート(主に絵画)を観る上で、なにに注目しているのか?と考えてみました。
どんな絵のジャンルでも、いつも感動しているのは『色』です。
同じ染料を使っても、描く人が違えば同じ色はないですよね。
色の組み合わせというと無限にあるわけですが、
仮に同じ色の組み合わせ3色を使って絵を描いても、色の配置が違えばぜんぜん違う色に見えますよね。
配置が同じでも色を使う面積が違うと、不思議と同じ色に見えません。
色ってよくよく考えてみると無限なのですが、
そんな無限の色や組み合わせや配置や絵の具の塗る面積の中で、「この色いい」「この色の組み合わせ好き」というものに出会えるのがすごいなーと思うわけです。
たとえば、抽象画。
知らず知らずのうちにこの気持ちで絵を観るようになっていたせいか、抽象画もおもしろいと思うようになっていました。
抽象画、いまだに「何を表現しているのだろう?」って思いながら観ていますが、同時に「この色の組み合わせで編んでみたい」とか、思ってるんですよね。
あとは、人物画。
その絵が描かれた当時の文化を知れる、ということが楽しいです。
王や女王、貴族の豪華な服装や装飾品、市井の人々の服装や暮らしぶりなどが書かれている絵がたくさんあります。
わたしは、フェルメールの絵が好きです。
フェルメールはオランダの市民の日常を描いた絵をたくさん残しています。
室内画に描かれている人物の服装や、部屋の装飾を細かく見るのが好きです。
色の使い方や、テーブルクロスの模様とかを見てしまいます。
こんな色のポットマットとかあったらかわいいかも?みたいな(笑)
ハンドメイドの良さ!アートを観て感じること
民藝も好きです。
身近にあるお皿や郷土玩具、敷物などを指します。
「身近にある美を感じる」という考え方が素敵。
素朴で手に取りやすい、シンプルなデザインのものが多いのですが、その親しみやすさは編み物にも通じるのでは?と考えました。
わたしは、セーターを着るのも編むのも好きです。
日常で使いやすいセーターを編みたいので、『シンプルで親しみやすい』というポイントをとても大事にしています。
家でもお出かけでも着られて、背伸びしないでいい感じ。
ハンドメイドとしての温かみみたいなものが感じられる、ということが編み物している身としては親近感があるのかもしれないですネ。
民藝ってアートなのか?とか、素人には難しい話はできないのですが、美術館で民藝の展覧会を見ることもあるので、今回はアートに入れて書いています。
ミュージアムショップで買ったおすすめ本
展覧会を楽しんだあとは、お待ちかねのミュージアムショップ!
ポストカード、マグネット、マグカップ、Tシャツ、エコバッグ…挙げ始めたらきりがないです。
買いすぎてしまう傾向にあるわたしは、それらを我慢して図録を買います。
あと、ミュージアムショップをよくよく見ると、関連書籍のコーナーもあるんですよ( ˘ω˘ )
ここでデザインや建築、文化などの本も買っちゃうことがあります。
そのなかからかなり厳選して、好きな図録や本を紹介したいと思います!
図録に関しては、すでに終了している展覧会のもので、入手が難しいと思いますが、書籍の方はよかったら探してみてください。
●「ダミアン・ハースト 桜」展 図録
すべての展示が、特大スケールの桜の絵でした!
太い筆で絵具をドンと置いていったような力強い筆致も見ものですが、わたしが感動したのは『色』でした。
●「柚木沙弥郎 Life・LIFE」展 図録
民藝に惹かれて、染色の道を歩んだ柚木さんの絵や染色作品がたくさんありました。
特に染色作品のデザインがとても好きです!
編み込みのデザインにもよさそう…とか考えちゃいます。
●「カラーバイブル」 ローラ・ペリーマン著
これはひたすら『色』について、詳しく書かれています!
色の理論だけでなく、100色それぞれの歴史と使い方のヒントが解説されている、すごい本です。
絵画だけでなく企業ロゴとか、広告とか、見ているだけで楽しいのでおすすめです!
●「SHOW YOUR WORK! クリエイティブを共有!」 オースティン・クレオン著
この本では、「自分の作品を世の中に出す」ことについて、どのような心構えや行動が必要か?が書かれています。
趣味を仕事にしたい!という方におすすめの本、という感じ。
わたしは特に、編み物などの趣味を仕事にする予定はいまのところないです。
ただ、「趣味として楽しんでSNSなどで共有」している人間ではあるので、参考にしたい内容もたくさんありました!
◇◇◇
いかがでしょうか?
読んだら編み物が上達する、というようなものではないです。
編み物がもっとおもしろくなるかも?という気持ちでおすすめしてみました!
おわりに
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
今回はわたしの趣味である「編み物」「美術館巡り」について、考えてみました。
アートを観ることで、人やものの見方が変わることもあると思っています。
ここでは編み物に注目して書いていますが、それ以外のことにも生かせるのかなと。
ひとつの趣味だけだと、突然飽きちゃうこともあると思います。
そんなときは、よかったら美術館に行ってみてください!
趣味の息抜きというと不思議ですけど、おすすめ。
編み物やっている人の編み物以外の趣味とか、仕事とか…
そこにはなにかつながりとか、共通点とかがあるのだろうか?
いろんな人から聞いてみたいな~(*'ω'*)
おわり。