こんにちは、いとまきです。
最近、梅雨に入ったそうな。
25度を超える気温の日もあって
半袖でいいじゃん!っていうところから
雨&寒さに……(´;ω;`)ウッ…
体が気温や天気の変化についていきません……
そういう方、多いのではないでしょうか?
そうすると困るのが、やはり服装。
5月に衣替えしているので、
冬物の服は片づけてしまいました。
なので春用の薄手のニットを
ぐるぐると着回している毎日です( ˘ω˘ )
そして、そんな春用のニットが最近また完成!
ちょうど寒くなっていたので、
丁度いいタイミングでした~
今日はその作品をご紹介する回です。
初めての編み方にもチャレンジしたので、
よかったら見ていってくださいネ。
ヘンリーネックに挑戦!さらっと着られるシンプルセーター
さっそく、完成したセーターについて……
裾は1目ゴム編みで
全体の模様編みは「表表裏」の特殊なゴム編み。
ラグラン袖です。
自分用なので、着られる感じにはどうにかなりました。
愛着が湧いているということもあり、
かわいくできた!と感じています(笑)
それにしても、
上の方にだけ前立てがあるこの形、
「ヘンリーネック」って言うんですね!
このことについては、
記事の後の方でちょっと触れたいナと思います(*'ω'*)
では、ここから反省を……
指定の糸とは種類どころか
太さも違う糸で編んだので、
自分でスワッチ(試し編み)を編んでからスタート!
……したのですが、
試し編みの時点で模様編みではなく
メリヤス編みで編んでしまっていました。(失敗①)
そのせいか、思ったよりも細見のできあがり。
幸いゴム編みなので横に伸び縮みします。
なので着られるのですが
ボディラインにぴったりな着心地(笑)
そして、ボタンです。
本の指定のとおり、
20mmのボタンを買ってつけてみました。
しかし、使った糸が細いのもあり
前立て自体がふにゃ~としてしまうため、
さらなるボタンの重さで
だらしなさが出てしまいました。(失敗②)
指定以外のものを使うときは
もっと注意深くならないといけませんね!
ふだんから指定を無視しがちでしたが、
今後はもっと考えてから編み始めます!
使った毛糸
今回使ったのは、
「Opal COTTON PREMIUM」のコットンホワイトです。
やわらかくて
ホッとする色味が好きな毛糸。
以前、友人の出産祝いに
スタイをこのコットン毛糸で編みました。
水通しもしたので、
さらにふわふわになって満足です。
参考にしたもの
今回は『シンプルデザインのメンズニット』(朝日新聞出版)を
見ながら編みました。
以前にもこの本で編んでいます。↓
メンズニットの本ですが、
M・L・LLサイズが編めたり
調整すればレディースも編めるので重宝しています!
シンプルな形から編めるようになりたいと思い、
この本でさらに特訓していきたいです( ˘ω˘ )
ヘンリーネックについてちょっと調べてみた
「ヘンリーネック」って聞いて、
最初に思うのはやはり
「なんでヘンリーなの?名前?誰?」ってこと。
それを少しだけ調べてみました。
まず、Tシャツの襟にはいろいろな形がありますよね。
よくあるのがラウンドネックで
名前のまま「丸く開いた襟」の総称を指します。
その中で、VネックやUネック、クルーネックなどに分けられます。
ちなみにクルーネックは「クルー=船乗り」の意味で
その昔船乗りが着ていたことに由来しています。
ではヘンリーネックとは?
ラウンド(クルー)ネックに
ボタンがついたデザインの襟元のことをいいます。
一説には、アメリカ開拓時代(19世紀後半)に
労働者が着ていた肌着が元祖と言われています。
脱ぎ着しやすく、
暑いときは前のボタンをはずして着ることも
できるように設計されています。
ボタンがありデザイン性もあるので、
次第に一枚でも着られるようになったそう。
ところ変わり、イギリス。
そんなクルーネック+ボタンのデザインのシャツは
イギリスでも存在していました。
アメリカから伝わってきたのか、
それともイギリスでも作られていたのか、
そこについては分かりませんでした(´;ω;`)ウッ…
イギリスでは、毎年夏にテムズ河畔のヘンリーという場所で
開催されるボートレースがありました。
それが「ヘンリーレガッタ」(1839年~)と呼ばれています。
それに出場する選手が着ていたのが
クルーネック+ボタンのシャツです。
それが「ヘンリーネック」と
呼ばれるようになった由来とされています。
もっと詳しく調べたら面白そうですが、
それはまた今後の課題ということで……
ヘンリーは地名で、
そこで開かれるボートレースのユニホームからきている、と( ˘ω˘ )
ちなみに、ヘンリーレガッタは
現在でも続く伝統行事だそうです!
ロンドンに行く機会のある方、
よかったら見に行ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
ヘンリーネックについて、気になっていたことを
ざっとですが調べてみました。
歴史は嫌いではないので
調べる過程も楽しめました!
歴史でなくても、
編み物をいろいろな角度からみるのは
新たな刺激となっていいかもしれません。
今回はこのへんで。
おわり。