こんにちは、いとまきです!
2月3日の立春は、春の始まりとされていますが
そのとおりにすこーし寒さが和らいだ気がします。
もうすぐ春か……
なんて思っていたら、執筆時の今日は突然の雪!
寒暖差激しくて、体調を崩しそう。
みなさんも、ご自愛くださいませ。
こんな季節の移り変わりの時期、
編み物界ではなにを編んでいる人が多いのでしょう?
計画的な人なら、
すでに春モノを編み始めているのでしょうか……
わたしはいつも季節関係なし。
そのときの気分で編んでいるので
季節外れな作品を紹介することも多いです(笑)
ただ、季節外れが一周回ってちょうどいい時期に完成する、
そんなこともあるんです!
そんなわけで、今回は春夏モノの作品を紹介します。
重ね着にもいい!リネンのVネックプルオーバー
今回はまず着用した写真を。
周りがごちゃついているのは、スミマセン……
あと、コーディネートは全然考えてない状態。
実際着て出かけるときは、もっと考えます(´;ω;`)ウッ…
使った毛糸はパピー「リネン100」です!
昨年、初めてパピー下北沢店に行ったときに記念に買いました。
リネンのさらっと感がたまらなく好き。
ちなみに、この毛糸で編んだ作品の元の状態が……↓
これは夏に編んだものです。
悪くはなかったのですが、
さっと羽織れるカーディガンにしようと思って
前立てのボタンをナシにしたら……
着て歩くたびにひらひら~っとなびいて
ちょっと邪魔になりました(笑)
あと、方眼編みのマス目が大きく感じていました。
それでも、せっかくのリネンなので
さらっとした感じのウェアにはしたいと
編み直しを決意しました( ˘ω˘ )
編み方の変更点など
それでは、何をどのように変えて編み直したか?について
書いてみたいと思います(*'ω'*)
主な変更点は以下。↓
●セットインスリーブからドロップショルダースリーブに
●長編み+鎖編みから中長編み+鎖編みに
●前後ともVネックに
●ネックの縁編みは中長編み、それ以外は縁編みなし
セットインスリーブとは、
袖ぐりを減らし目してカーブした形に編む
一番よく見かける袖ぐりの形のこと。
元の作品では体にフィットするようにしたくて
セットインスリーブにしていました。
しかし、わたしが好きなのはドロップショルダー。
ドロップショルダーにする場合は、
袖ぐりの減らし目の必要なし!
自分の身幅よりも広めに横の長さをとって、長方形に編むだけ。
長方形の角が自然と自分の肩より下に垂れてくれるので
ドロップショルダーになりますネ。
この変更は、ただのわたしの好みの問題でした~
次は、全体の編み方について。
方眼編みは、長編みと鎖編み1目の繰り返しで
いままで編んでいました。
本にもそういう編み方が載っていた気がします。
しかし、もう少し細かいマス目にしたいなーと思い
中長編みに変えて編み目の高さを低くしました。
編み目の高さが低くなる分、
段数を増やさないと十分な身丈にならないので
少しだけ手間がかかるのですが……
そして、写真ではわからない部分ですが
前も後ろもVネックにしてみました~!
大きな理由としては、
毛糸を買い足したくないので
編む面積をあまり大きくできない、ということ。
ドロップショルダーに変えるにあたり
身幅をもともとよりも大きくすることになりました。
その分、毛糸の残量が足りなくなりそう……
そんな心配もあったので、
首回りを大きく開けてしまおう!と思いついたのです。
着用した写真を見てもらえればわかるのですが、
Vネックは胸のあたりまでシッカリ開いています!
そして、後ろ身頃もVネックなら、さらに毛糸を節約できる( ̄ー ̄)ニヤリ
セコいやり方(笑)ですが、
これはこれで個性が出たのではと思ってます。
毛糸の残量に関連して、
縁編みはネック部分だけは絶対編むけど
ほかはナシでもいいや、と。
切りっぱなし、みたいな感覚?
太くしっかり縁編みをすると
すごくしっかりした雰囲気がでますよね。
これは好みによるところですが、
今回のウェアはさらっとした感じを出したかったので
あまりがっつり縁編みはしないことにしました。
おわりに
今回も、最後までお読みいただきありがとうございます!
編み直しの理由や方法をしっかり書いてみました( ˘ω˘ )
編んだ時点での好みや流行が、
次の季節がくるころには変わっていたりしますよね。
そういうものに左右されないデザインで
編めばいいのですが。
「めっちゃお気に入り!」という気持ちになるまで
編み直しを考えてしまう……
この性格をどうにかしたいものです(笑)
おわり。